いっしょに避難、いっしょに安心 ― ペットと暮らす私たちの防災準備」
9月に入りまだまだ暑い日が続きますが、朝晩が秋らしい心地良い風も感じられるようになってきました。秋は過ごしやすいお出かけシーズンの到来でもありますが、台風や自然災害のリスクも高まる季節になります。これから迎える秋の連休前にペット防災について考えてみました。

ペットはかけがえのない家族。だからこそ、災害が起きたときも“いっしょに避難できること”が、飼い主とペット双方の安心につながります。特に老犬や持病のあるペットにとって、避難は体調や心に大きな負担をかけることに。そんなとき、飼い主のちょっとした準備や配慮が、命を守る大きな支えとなります。
今回の記事は基本のペット連れ避難チェックリストをはじめ、お住まいの環境に応じた避難時のチェック項目をリストアップし「迷子サポート付き機能性迷子札」や「ペットみまもりカード」の活用方法についてまとめてみました。迷子のお守りをお持ちの方もそうでない方も、確認しながら改めてペット防災について考えてみていただける機会になればと思います。
ペット連れ避難マニュアル(老犬・持病ペット対応版)

1. 避難前に備えておくこと
✅ ペットと一緒に避難できる避難所を確認
✅ ペット可のホテル・車中泊場所・知人宅など代替避難先も調べる
✅ 避難経路を複数パターンで確認(徒歩・車両)
✅ ペットの写真(全身・飼い主と一緒のもの)をスマホと紙にも保存(迷子対策)
✅ 健康手帳を作成:ワクチン記録・持病・薬の内容・かかりつけ病院の連絡先
2. 持ち出し品チェックリスト
ペットのための持ち出し品
- フード(5〜7日分以上)
- 飲料水(1日あたりペットの体重1kgにつき50〜60ml目安)
- 投薬・療法食(2週間分を目安に更新)
- キャリー・クレート(中で休める大きさ)
- リード・ハーネス(ダブルリード推奨)
- トイレ用品(シーツ・猫砂・袋)
- 常備薬・応急キット(消毒・包帯・爪切りなど)
- ペットの写真・健康手帳
老犬・持病ありペットには追加で
- 介助ハーネスや歩行補助器具
- ペットカートや担架型シート(長距離移動用)
- 低反発マットや床ずれ防止クッション
- 保温毛布・冷却タオルなど体温調整用品
- サプリメント・処方薬(2週間以上)
TIPS
迷子サポート付き機能性迷子札のペットプロフィールを活用

ペットプロフィール機能
ペットの写真と持病や投薬情報などの詳細を記録して避難所からも確認・更新できるようにしておく。
ペットプロフィールPDF化機能
ネット環境が不安定な時に備えPDFをスマホにダウンロードしたりプリントアウトしたものをペット防災用の持ち出しバッグに備える。
ペットみまもりカード
ペットの預け先やお世話をする代理人がいる場合は「ペットみまもり代理人カード」からペット情報をスムーズにシェアできるよう備える。
迷子連絡帳機能
迷子札登録時にお住まいの地域の愛護センターや警察署など主要な連絡先を自動リストアップ
災害時に万が一迷子になってしまった時もWeb上でペットプロフィールを公開する事で保護主や救助者に情報をシェアする事が可能です。スマホの位置情報がオンになっていれば迷子札のQRコードスキャンやID検索された際に位置情報をスキャン履歴機能で閲覧する事もできるので迷子捜索に活用する事も可能になります。
3. 避難所でのルール想定

✅ ペットは基本的に人用スペースとは分けて管理(屋外・専用区画)
✅ 鳴き声や排泄に配慮し、消臭グッズやマナー袋を準備
✅ ケージ内で落ち着けるよう、日頃から慣らしておく
✅ 他の飼い主と協力体制を作り、交代で世話をする
TIPS
屋外や専用区画で飼い主との居室が離れる事も。迷子札は日頃から必ず装着する
避難所のペット同伴時のルールは各地域自治体によって様々。飼い主と同じスペースで過ごせない事もあるので普段から迷子札は必ず装着しましょう。家族以外の人を警戒し触れられるのを嫌がるペットの情報をシェアしたい時などはケージや移動用クレートなどに迷子札を装着するのもおすすめ。はずれにくいナスカンオプションもあります。

NFCの通信機能はネット環境が不安定な時でもスマホのアプリを利用して情報を取得したり登録したりする事ができます。QRコードチャームがセットになったNFC迷子札はネット環境が繋がっている時はQRコードからペットプロフィールへリンクできるので通信環境に応じて使い分ける事ができます。

4. 地域別チェックポイント

海の近く(津波・高潮)
- 高台避難を最優先。キャリーやペットカートは片手で持てる軽量型を準備。
- 津波想定図で「ペットと一緒に最短で行ける避難ルート」を事前確認。
- 塩害で水・食料がダメになる可能性があるため、密閉保存を徹底。
河川の近く(洪水)
- ペットが水を怖がることを想定し、キャリーへの収容を日常から慣らす。
- 水没回避のため、ペット用ライフジャケットや浮力確保グッズを用意。
- 車での垂直避難(高台や立体駐車場)も検討。
山間地域(土砂災害・孤立)
- 避難路が塞がれる可能性 → 車にペット用品を常備(車中泊想定)。
- 老犬は長時間移動が難しい → 近隣でペット受け入れ可能な避難拠点を調べておく。
- 冬期は低体温対策必須(断熱マット、保温毛布)。
都心部(地震・火災)
- 人口密度が高く、避難所は過密ペット同伴受け入れが限定的→ホテルや知人宅も選択肢に
- エレベーター停止に備え、階段で運べるキャリーを準備
- 訓練散歩で避難経路を確認
平坦な市街地(熱中症・広域避難)
- 避難距離が長くなるため、ペット用カートや自転車移動の検討。
- 夏季は熱中症リスクが高い → 携帯型冷却グッズを備える。
- 災害時は広域避難になる場合が多いので、車中泊用の準備が重要。
過疎地域(支援遅延)
- 物資供給が遅れる → ペット用備蓄は2週間分以上を目安に。
- 動物病院が近くにない場合 → テレメディスンやかかりつけ獣医師の連絡先を控える。
- 避難所運営の人手不足が予想されるため、飼い主同士の「ペット連れ協力体制」づくりが有効。
TIPS
暑さ寒さに強い耐久性と防水性に優れた首輪やリード選び
災害時はどのような環境に晒されるか分かりません。首輪やリード選びは防水性と耐久性・耐候性を備えながらも軽量でペットの負担になりにくい素材がおすすめです。
例えば、お家で過ごす時
軽くて丈夫な機能性迷子札付き防水チョーカー「エアリースリムチョーカー」がおすすめ、小さなワンチャン猫ちゃんはじめ、ハーネス派のワンチャンや大型犬、チャームタイプの迷子札が苦手なペットにも軽くて優しいつけ心地でおうち時間にも最適なチョーカーです。

ペット防災用品にストックとして災害時や避難所で使用する機能性迷子札付き防水首輪とリードをストック
中でも軽量でしなやかな使い心地のソフトリードと首輪はコンパクトに収納もできるので防災用品としてもおすすめです。



Biothane®️の防水シリーズ
機能性迷子札付きの防水首輪をはじめ防水リードはBiothane®️素材を使用。耐久性に優れ暑さ寒さに強くしなやかで軽量です。水洗いできサッと乾拭きして生乾き臭もなく衛生的なのでお肌の弱い子にも最適。もしもの避難時にも快適にご利用いただけます。
その他にも小型犬から大型犬まで、おしゃれ使いにもご利用いただける防水首輪やリードはこちらから>>
飼い主様のもしもに備えるペットみまもりカード
いつも一緒が理想ですが、飼い主様がお仕事や外出中に災害が起こることもあります。そんなもしもの時に備えに活用できるのが「ペットみまもりカード」ペットみまもりカードは飼主自身が災害などで帰宅困難や怪我で帰宅できなくなってしまったり意思疎通が難しい時、自宅にペットがいる事を知らせ、ペットの預かりやお世話をしてくれる代理人の 連絡先を知らせるためのカードです。

迷わずペットプロフィールへもアクセスできるQRコードとペットIDも記載されています。

カードはご自身が所持する「ペットみまもりカード」と「代理人専用カード」からは代理人が迷わずペットの情報にアクセスする事ができるカードです。ペットのお世話に関する情報を記録しておけば代理人にスムーズに情報をシェアする事が可能です。ペットと暮らすご高齢のご家族様のみまもりや意思表示カードとしてもご利用いただけます。
いかがでしたか。ペット飼育者の方はご自身とペットの命も守る行動をセットで計画することが最優先になる事はもちろん老犬や持病のあるペットと暮らす場合は「薬・介助グッズ・快適な環境」が必須となります。
また、お住まいの環境による地域特性に応じた防災対策を組み合わせることで、避難時のリクすを最小化することができます。
9月は「防災の日」や台風シーズン到来で、自然災害のリスクが高まる季節。
だからこそ今、「もし今日、災害が起きたらどう避難するか」 を考え、備えることが安心と未来を繋ぐはじめの一歩になればと思います。
